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株式会社松本屋の歴史は今を遡ること103年前の1915年に京都にて、創始者 鵜飼捨七氏 により始まりました。
主として全国の曹洞宗の御寺院様のお召しになる御法衣の誂え処としてお役に立つべく今の時代とは較べようもない交通事情の中、山深き雪深い禅寺へ足を運ばせて戴き、後に御要望にお応えすべく仏具の製作、修復も手掛け、何より御寺院様との最も深い繋がりと何でも御相談していただけるいわば便利屋として、長きに亘り今日までの信用と実績を積み重ねて参りました。
未だ御衣や御袈裟や金襴の詰まった大きく重い箱を背負いながらの行商スタイルはさすがに車での移動に代わったものの昔の面影を垣間見る事ができる数少ない商いではないでしょうか。
大量生産大量消費のこの時代に、一つ一つ大きさが異なる今で言うオーダーメイドの商品を手間暇かけて一針一針手掛けていく。古臭いと言われそうですが、商品の性格と時間的、管理面等で海外での大量生産に委ねられない日本の文化の一つとして決して絶やすことのできないものであると同時に、日本人としての誇りの持てる仕事に携わらせていただいていると私達は考えます。